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内科
風邪
風邪は、鼻からのどまでの上気道を中心とする部分に、ウイルスや細菌が感染して急激に起こる炎症です。
実際に風邪をひくと、気管や気管支などの下気道にも炎症が広がっていく場合も少なくありません。
疲労やストレス、睡眠不足、栄養バランスの偏り、寒さ、乾燥などの要因が重なると発症しやすくなることが知られています。
ウイルス感染に抗生物質は効きませんが、細菌が2次感染するような場合は、抗生物質の治療も有効です。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスが病原で起こる疾患です。A型、B型、C型の3種類がありますが、一般的に大流行したりするのはA型とB型です。潜伏期は1~3日くらいで、患者さまが咳をしたりするとウイルスが空中を浮遊し、それを人が吸い込むことで感染します。治療は症状出現後2日以内に開始します。
インフルエンザワクチンの予防接種である程度は防げますが、その年によって流行する菌の型が違うため防げない場合もございます。
基礎疾患があるなど体の弱い人は、流行している時に人混みに出るのを控えるか、外出の際はマスクをしっかりし手洗いうがいを励行した方がよいでしょう。
学校保健安全法では、解熱してから2日間(37℃未満になってから48時間)以上経過すれば、登校可能ですが、さらに厳重に感染防止を行うため、発症してから5日間は、登校禁止になります(たとえ1日で解熱したとしても)。
不眠
生活のリズムが乱れたり、強いストレスが掛かったりすると夜眠れなくなることはよくあることです。さらに年齢を重ねてくると、睡眠時間が減少し、夜でも目が覚め眠れなくなってしまう事があります。眠れないと、さらにストレスを感じたりしますので、薬剤(睡眠剤など)を使用することは決して悪いことではありません。不眠の状態によっては投薬内容も変わってきます。不眠も病気のひとつですので、ひとりで悩まず、ご相談ください。