超音波検査（エコー）予約制

早期発見治療のために

超音波検査（エコー検査）とは、超音波を対象物に当ててその反響を映像化することで対象物の内部の状態を調査する画像検査法の一つです。

検査日  
毎月  
第2金曜日（15時～19時） 
第3火曜日（9時～17時）
※都合により変更になる月もございます。

Point1：痛みがほとんどなく受けやすい。

Point2：心臓・腹部臓器、血管、甲状腺など広い領域を検査。

Point3：レントゲンと違い放射線量の心配はありません。 （妊婦さまでも受けられます。）

当院で行っている超音波検査（エコー）

心臓超音波検査

心電図に異常がある場合や心雑音を指摘された場合などに心臓の構造を診ることが重要です。
心臓の動きや弁の状態を診察することができます。
検査時間は20～30分程度です。

心臓肥大、心拡大、拡張型心筋症、肥大型心筋症、各種の弁膜症、心筋梗塞、先天性の心臓病などの診断に有効です。

腹部超音波検査

お腹の中の臓器を幅広く見ることができる検査です。
肝臓、胆道（胆嚢、胆管）、膵臓、脾臓、腎臓などの実質臓器（充実性の臓器）の観察や、腹水の有無、急性虫垂炎の診断にも役立ちます。
お腹が痛い時の原因は何か？がんなどの腫瘍がないかをみることができます。
その他にも、便秘、血尿（腎臓疾患の疑い）、顔が黄色い（肝臓・胆嚢疾患の疑い）などの症状がある方、コレステロールや糖尿病治療中の方（膵臓疾患の疑い）の診断に有効です。

早い段階の診断をお勧めします。検査時間は15分程度です。

頸動脈超音波検査

動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞のリスクとなる病気です。
エコーで頸動脈の血管をみることで動脈硬化の評価します。また、血管中にプラークと呼ばれるつまりの原因になるものがないか調べます。
これが大きくなると血管が詰まったり、一部が剝がれて脳血管に詰まることがあります。
高血圧・糖尿病・コレステロール中性脂肪の高い脂質異常症の患者さまは動脈硬化が進んでいる可能性があります。

簡単でとても有用な頸動脈超音波検査を受けることをお勧めします。検査時間は15分程度です。

甲状腺超音波検査

甲状腺を計る場合、喉に超音波機器を当て測定します。痛みや圧迫感もなく身体にやさしいです。
診察台に横になるか、または座ったままでも検査できます。喉にジェルを塗るだけなので検査時間は5分程度で終わります。

甲状腺超音波検査では、バセドウ病、甲状腺機能低下症、橋本病、甲状腺炎、甲状腺腫、甲状腺がんなどの診断に有効です。
検査時間は15分程度です。

乳腺超音波検査

乳腺に液体がたまる乳腺のう胞、良性のしこりである線維腺腫、悪性腫瘍の乳がんといった乳房の病気の診断に有効です。
超音波は音の一種ですので放射線の影響がなく、妊婦でも受診できます。

皮膚にジェルを塗って、そこに超音波機器を当てると、乳房の内部が画面に表示されます。
検査時間は10～15分程度です。

乳腺超音波検査では、乳腺のう胞、線維腺腫、乳管内乳頭腫、乳管拡張、過誤腫、脂肪腫、粉瘤、乳瘤、乳がんなどの診断に有効です。

費用について

保険適用で3割負担の場合、腹部2,200円程度、頸動脈・乳腺1,700円程度、心臓2,700円程度です。
別途、診察代がかかります。